全国10人弱のまぶてっくファンの皆さん、こんばんは。
今日は少しややこしい話をしてみようと思います。
まずは、この絵馬をごらんください。

どこの山口さんか知らないが、ひねくれ者はいるもんですね。
ところで、この絵馬に描かれた願いは、叶うことがあるのでしょうか?
叶うと仮定すると、「ここに書かれている全ての願いが叶わない」はずなので、
この絵馬の願いが叶っていること自体が矛盾しています。
また、叶わないと仮定すると、「ここに書かれている全ての願いが叶う」はずなので、
この絵馬の願いが叶わないこと自体がやはり矛盾しています。
つまり、叶っても叶わなくても論理的におかしいのです。
このような状況を「自己言及(または自己非排除)のパラドックス」と言います。
人は意見をする時、無意識のうちに自分を除外していることがあります。
しかし、さかのぼってその意見を自分に当てはめてみると、
見事に矛盾を生み出しているケースがしばしばあるんです。
「他人の悪口を言う人は最低!」と言ってしまったことはありませんか?
言葉って難しい。スマートに使えるようになりたいですね。
まぶてっく