
これは、僕が五才、1979年の写真で、とっても好きな写真です。
かわいいでしょ?(^_^;)
場所は、見付の通り現在のマツビシマート
大阪屋薬局さんの前
父は毎年小さい僕を必死で口説き、このように一緒に裸祭に出たがりました。
普段は、ほっとくのに(((^^;)
裸祭には、6時ころスタートで小学生以下の子供練と9時にメインの通りに出る大人連があります。
僕は子供連に出た事がありません。
小学2年位までは、写真のように父が肩車をして一緒に出て、後は危ない練りだけ肩車してもらって、大人連に出ていました。
父は11時から始まる天神さま拝殿内での練り“
鬼踊り”に連れていきたくて仕方なく、この写真の年に、このまま僕は鬼踊りに連れていかれました。
通りでの練りとは、全くちがう、鬼踊りのテンションと激し練り!
そして肩車された僕の足は、大人の肩の位置で激しく揉まれ、激痛!
すべてに驚き、泣きじゃくり、『降ろして!!』の声も練りにかき消され、父の頭をピシピシと叩いた記憶があります。
鬼踊り=得体の知れないスポット・激しい・怖い。。。
幼い僕に強烈に記憶された時でした。
その後大きくなるにつれ、鬼踊りに居られる時間も長くなり、大人の背中の位置も徐々に低くなり、自分自身で成長していく過程がわかり、裸祭を通して、大人へ仲間入りしていく感覚を覚えました。
今では、その鬼踊りで鈴を鳴らし練り全体のテンションの調和を計り、リードする立場です。
話は写真に戻り、、、
この時父は35歳で、僕はもうすぐこの時の父を超えようとしています。
そんな中、今一度写真を見返すと色々な事を思います。
だんだん似てきたな(^^ヾ
できればもう一度父を肩車したいと思ったり
この写真のおかげで、小さい頃に経験した裸祭を思い出せたり
必死ながらも楽しく、親子をファインダーに収める母の姿があったんだろうと思ったり
素の家族の姿がここにあるなと^^
いよいよ明日
天神様に導かれ、この見付で暮す喜びをかみ締める夜を迎えます。